LED照明 電気料金削減

電気料金を削減するために、まずはLED照明に交換しましょう。

今回はこのお話をしていきたいと思います。

ビルの電気料金削減対策といえば、最近では、これまでの電力会社以外の企業による安価な電気供給、つまり「新電力」が浸透してきましたが、これはビル側で一括して新電力の供給会社に切替えすることで、建物全体の電気料金の削減が可能になります。

これについてはまた別の機会にお話しさせていただきますね。

これとは別に、貸室単位でテナントが電気料金を削減する方法として、照明をLEDに交換することで、一定の削減効果が期待できます。

当ビルでは昨年、全貸室100室の照明をLED照明に交換しました。

直管蛍光灯40W2灯型照明=360基、ダウンライト型電球=65基という内容です。

テナントの業務時間外の夜間作業で、3日間で完了。

既存器具のままでLED照明を点灯させるため、内部の安定器の配線を差し替えるのですが、1基にかかる時間は概ね2~3分ほどでした。

 

費用につきましては、直管タイプで1本¥5,250×720本、電球型1個¥3,000×65基分で、計400万円ほどかかりました。

金額だけ見れば大変な金額かもしれませんが、電気代は25%~35%は確実に下がりますので、仮に毎月25%平均の削減率とした場合、1年半ほどでペイできる計算になります。

実際に、LED化後にテナントごとに毎月の電気代を見てみると、少ない月でも20%、多い月で35%以上の削減効果が確認されました。

LED照明の値段も、少しづつ下がってきており、特に当社のように照明器具が数十基規模の場合、工事業者との交渉によりLED照明1本あたりの単価が通常より下げてもらえるケースもあります。

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